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品格

少し前にちょっと話題になったらしい、「国家の品格」を読んだ。
日本にいたらいまさら、な感じがしなくもないが、ここボストンでは
なかなか日本の本が手に入らないのである。
こんなに情報通信が発達して、飛行機を飛ばせば13時間かかる日本
の友人知人ともほぼリアルタイムでメールさえできる世の中でも、
こればかりはなかなか難しいらしい。
今回は、父親が6月の頭に来た時に手土産に持ってきてくれたのである。


そんな話はさておき、この本、結構すごい。なんかよくわからないけど、
読み始めたら結構とまらなかった。
僕としては、ノンフィクションでこれだけ一気に読んでしまった
本もめずらしい。
まぁ、200ページに満たない新書だから、そんなに読むのが大変な
わけでもないのだけれども。

さて、そんな本の内容を非常に主観的にかつ手早く説明すると。。。
まず、この本は論理を否定するところから始める。
論理がなぜよろしくないか、非常に論理的に書かれている。
(その根拠が正しいかどうかは、また別の話として。。。)
その上に、民主主義はおろか、自由までもが否定される。
現代においてこれらは論理によって構成された概念であり、
これらは非常によろしくない、と説く。
僕は、少なくとも自由と言うのは人間に根源的に内在する
潜在的欲求のようなものだと思っているのだが、まぁ、
それはさておき。

で、そんなことをひとしきり述べた後に、
論理を否定するわけではありません。
ということになる。
(まぁ、その手前でも、論理「だけ」ではよくない、という
ふうな書き方がされているのだけれど。)
それって、要するに、やりすぎ、偏りすぎはよくない、ってこと?
うん、まぁ、そりゃ世の中なんでもそうだよね、みたいな。

で、その後は武士道精神を中心に、日本がいかに素晴らしいか、
ということが述べられて、それに伴ってなぜ今の日本が廃れているのか、
が述べられて、
世の中を救えるのは日本しかない、
というところで終る。


。。。こんな書評書いたら、お前は何を読んでたんだ、
と怒られそうですね(笑)。
でも、あらすじとしてはだいたいそんな感じで、しかも、
(僕は歴史や経済に関してはかなり無知な部分があるので、
その辺は抜きにしても)全体を通して論理や根拠に??な
部分がたくさんあるように感じて、結構笑いながら読んでた。
普段、あまり斜に構えて本を読むくせはないのだけれども。。。
多分、その新鮮さが僕をひきつけ、一気に読ませたのだと思う。


とは言っても、結構いいことも言ってて、例えば、小学生に
英語を教えるよりも前に教えるべきことがあるはず、という
部分に関しては、あらためてなるほど、と思ったり。
(小学校での英語教育の是非はともかくとして。)
日本の作者が「情緒」や「形」と呼ぶモノが素晴らしいものである
ということ自体、否定するつもりもさらさらないし。
(日本が世界を救うかどうか、はこれまたともかくとして。
ていうか、それはまずないと思うけど。)


ようするに結論としては、論理もそうでない部分も重要なのは
当たり前なのだけれど、僕は、日本では論理的思考ができるような
教育をもっとしてもいいと思う。
もちろん、筆者が言っている情緒とかそういう部分を教育するのも
非常に重要だと思うけど、論理を脇に追いやってそういうことを
するほど論理は不必要では決してないし、そういうことをしていい程
日本人は論理的思考能力があるとは思わない。
(え、あ、はい、もちろん、自分自身も含めて。。。。日々努力なのです。)
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  1. 2006/07/16(日) 15:22:28|
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